タイ北部の染織のメッカの地で見つけた手織りのストールです

綿花を手紡ぎし、自然そのままの色と、草木で染められた先染めの糸で、手織りされていました


素朴な優しい色あいでしたが、さらに全体をほんのりと茜で染めてみました

茜は、江戸時代の姫様の着物には、必ずと言っていいくらいに、使われている染料です

私たち黄色人種の日本人女性の肌の色を、美しく見せてくれる色だとわかっていたのですね


コットンは、植物繊維ですから動物性タンパク質を持っていません

草木染めは、動物性タンパク質と結びついて色が定着してくれるのですが、木綿にはなかなか染まってくれません

丸一日、茜の染め液に浸し、ようやくはんなりとした色に染まってくれました



自然界にあるものだけで、天然の色素100%で染められたこのストールは、
化学染料には出せない、立体的な力のある色だと思っています


日常のお洗濯物と一緒に、洗濯機で洗っていただいて、大丈夫です

ただし、
洗い目のネットに入れて、
漂白剤や蛍光剤の入っていない洗剤をお使いくださいね

長時間、濡れたまま放置されるのも、おやめください

使い込めば込むほどに、色が冴えてくる茜の魅力を実感していただけると幸いです


また、正真正銘の手織り手染めですので、織りキズもお使いいただくのに支障のない範囲でございます

手仕事の味わいと受け入れていただけますよう、日常でお使いいただけますと嬉しいです



幅 約50センチ
長さ 約168センチ
重さ 約100グラム


この機会に、手織りストールの心地よさ、草木染めの魅力を実感していただけますと幸いです